中古ドメインの基礎知識をお伝えします。
・中古ドメインの基本の考え方
・なぜ中古ドメインが重要なのか?
・いい中古ドメインの見極め方
といったことをお伝えしますので、中古ドメインの選定に自信がない方はご覧ください。
中古ドメインとは何か?
中古ドメインとは、過去に運営されていたサイトのドメインです。
例としては以下のようなものです。
・映画の公式サイトだったドメイン(ドメイン切れになって放出されたもの)
・潰れてしまったお店のサイトだったドメイン(運営者がいなくなって継続されたもの)
・過去に運営されていたサービスの公式サイト(ソシャゲとかもある)
・昔企業のサイトだったもの(信頼性が高く強い傾向にある)
・今ある企業やサービスの過去のドメイン(引越しをして、使われなくなったドメイン)
つまり、過去に何かに使われていたドメインのことを中古ドメインと言います。
中古ドメインは基本的には販売業者から買うことになりますが、地道にリンク切れのものを探して来て使うこともできます。
この方法なら、新規ドメインを取得するのと同じ金額で購入できますが、完全に宝探しなので、効率が悪いです。
Ahrefsでサイトを見ながら、暇な時に探すくらいならいいですが、最初からこの方法ありきで考えるのはおすすめしません。
まずは、数万のものでもいいので、探してから中古ドメインを購入してみましょう。
(こちらの応用と裏技は別のコンテンツで解説。)
なぜ中古ドメインが重要なのか?
なぜ中古ドメインが重要なのかというと、ドメインの強さは上位表示できるかどうかに関わっているからです。
内容があまりない記事:DR50(中古ドメイン)
内容をがっつり書いた記事:DR1(新規ドメイン)
どちらが上位表示できると思いますか?この流れで聞いている時点で、答えを言っているようなものですが。
では、どうして中古ドメインが強いのかというと、「過去の評価」が残っているからです。
例えば、過去にアプリ公式サイトだったドメインであれば、アニメやゲーム関連の被リンクがついていたり、
Googleからもそれに類するサイトと見なされる確率が上がります。
アニメの記事を書く→これはアニメのサイトだから上位表示しよう
みたいな。(絶対ではありませんが。)
なので、運営したいジャンルと近いドメインを使ってサイトを運営するのがおすすめです。
いい中古ドメインの見極め方
具体的な中古ドメインの選び方をいくつかのポイントに分けて解説していきます。
1.DRが高いドメインを選ぶ
最低でもDRが20以上のドメインを選んでください。
基本的にはDR(ドメインパワー)が強いほど、上位表示されやすいです。
僕がサイトを運営するときは、30以上のドメインを選ぶようにしていますし、
やはり、ドメインパワーが高い方が上位表示されやすい傾向にあります。
2.運営したいサイトと近いジャンルのドメインを選ぶ
運営したいサイトと近いジャンルのサイトだったドメインを選ぶとうまくいくことが多いです。
ドラマ・映画のブログ
→芸能プロダクションのサイト、映画の公式サイトなど
アニメのブログ
→アニメ会社のサイト、アプリゲームの公式サイトなど
スポーツ系のブログ
→スポーツクラブや、スポーツ用品店など(ダイエットジャンルとも近いかも)
トレンドブログ
→DRが強ければ、あまり気にしないでOK。
ニュースサイトとか、大手サイトから被リンクがついているものを選ぶとよい。
関連性があるものとか、自分が運営したいサイトに関する被リンクがついているものとかがいい。
例:
・アニメサイト→DVDとかソフト販売会社のドメインを使ったり
・ローン、クレジットカード→銀行から被リンクがついているドメイン(買えなかった。。。)
3.運営したいサイトに適した被リンクがついているドメインを選ぶ
先ほどの話と関連してますが、自分が運営したいサイトと近いジャンルの中古ドメインを選ぶと、
関連した被リンクがついていることもあります。そういうものは積極的に狙っていきたいですね。
ドラマ・映画のブログ
→芸能プロダクションのサイト、映画の公式サイトなど
→テレビ局からの被リンクがついている、芸能プロダクションから被リンクがついている
アニメのブログ
→アニメ会社のサイト、アプリゲームの公式サイトなど
→アニメの公式サイトから被リンクがついている、動画配信サービスから被リンクがついている
と言ったように、関連する被リンクがついていることがあるので、
そう言ったドメインがあれば、多少パワーが弱くても選ぶことはあります。
4.被リンクが強いドメインを選ぶ
ジャンルによりますが、大手サイトや行政機関、大手企業のサイトなどから被リンクがついているものなどは激アツ。
漫画系なら出版社から被リンクがついている
アニメ系なら、アニメの公式サイトから被リンクがついている
その他、学校や行政機関などからリンクがついているもの
こういうものは数字も高い傾向があるので、みつけたら是非押さえて欲しいです。
5.被リンクが個人サイトやブログがほとんどのものは避ける
スコアが高いドメインを、ahrefsで見ると、被リンクが個人サイトや無料ブログ、
2chのような掲示板ばかりのものなどがあります。
そういうドメインはそれは数値が高いだけで、あまり意味がありません。
被リンクがたくさんつくことで数字が高く出ることもあるのですが、
一つ一つのパワーが弱かったり、個人サイトばかりなどで、
運営したいジャンルと全く関係のないものばかりのドメインは上位表示できないことが多いです。
数字は大切ですが、被リンクの質もチェックするようにしてください。
6.古すぎるドメインは避ける
スコアが高くても、1990年代後半とか、2000年代頭とかに使われていたドメインなどのレスポンシブ対応していないものなど、古いものはお勧めできません。
個人サイトからの被リンクが大量にあって、数字だけが強い状態のまま残っているものなどもあります。
スマホ対応よりも前のものとか、過去のサイトを見て、かなり古いと思えるものなどは避けた方がいいです。
僕も数字だけをみてDR50を超えるドメインを購入したのですが、記事を書いても書いても上位表示できずに大失敗した経験があります。
数字が高いドメインがおすすめですが、古いもの、個人サイトからのリンクばかりのものだけをは避ける。
まとめ
どういう中古ドメインを選ぶべきか、どういうドメインは避けるべきかお分りいただけたでしょうか?
最初はどんなドメインを選べばいいかわからないかもしれませんが、参考にしてみてください。
特典にしている、中古ドメイン販売やさんの過去のおすすめドメインシートをチェックしてもらえたら、
選び方の参考になるかと思います。
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